推しキャラのカードゲームにハマったサラリーマンが、趣味と家計管理の境界線を引き直した話

給料が入った翌週。気がついたら手元に5枚のカードが増えていた。

別に自分は推し活をしているつもりじゃなかった。ただ、好きなキャラクターのカードがあると知ったら……欲しくなっちゃったんだ。それがきっかけで、気づいたら毎週末にカードショップに足を運ぶようになってた。

数ヶ月でいくら使ったんだろう。計算するのが怖い。

「推し活」はいつから「沼」に変わったのか

最初は月5,000円くらいのつもりだった。

推しキャラの新カードが出た日。仕事帰りにカードショップに寄った。目当てのカードを引き当てるため、ブースターボックスを1つ買うことにした。30パック×10,000円。

え……5,000円じゃなくて5万円?

でもそのとき思ったんだ。「推しのためだから」って。その言葉はすげー便利だった。「推しのためなら」って理由づけすると、家計管理の厳しさがフワフワに浮かんじゃう。

次の週も。その次の週も。気がついたら通帳の数字が減ってた。

それでも続けてた。だって、2027年に新作TCGが出るって決まったじゃないか。NARUTOのカードゲームだ。推しキャラがいるかどうか……その発表まで待つのに、今からカード沼に沈んでいいのか。自分でも分からなかった。

家計簿アプリが教えてくれたこと

給料の1割が「趣味」で消えてた。

家計簿アプリを開いたとき、その数字を見て少し冷静になった。自分は悪くないと思うけど、でも……このペースはやばい気がした。

推し活ってのは、加算式なんだ。今月5万なら、来月も5万。推しが新カードを出したら追加で5万。それが「推しのためだから」で正当化される。ボーっとしてると、気づいたときには給料の3割、4割が消えてる。

だから自分は決めた。

毎月の「推し活予算」を決める。それ以上は使わない。その代わり、その枠の中では罪悪感なく推しのために使う。

貯金も減らさず。投資も続けて。でも推しも応援する。

その線引きをした瞬間、不思議とスッキリした。「推しのためなら」っていう無限ループから、自分で区切りをつけたんだ。

その結果、見えてきたこと

推し活予算を決めてから1ヶ月経った。

制限があると、買い物も丁寧になる。「本当に欲しいカードはどれか」って考えるようになった。無駄が減った。むしろ、計画的に推し活してる自分のほうが、推しへの向き合い方が真摯な気がする。

給料の一部を「推し活」として割り当てる。自分はそれを「趣味への投資」だと思うことにした。

新作TCGの発表も楽しみだし。でも今は、月の予算内で推しを応援する喜びを噛み締めてる感じ。

  • 「推しのためなら」という言葉は家計管理では最強の敵だけど、予算を決めることで味方に変わる
  • 趣味と貯金の両立は「無制限」じゃなく「計画的」にすること
  • 推し活は加算式。気づいたときには……の前に自分で線を引くべき

推しを応援し続けるには、まず自分の家計を応援してあげないとな。

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